未来の教室

「未来の教室」は「一人ひとりが未来を創る当事者(チェンジ・メイカー)に育つこと」を目指した経済産業省の事業であり、その実施地域の一つとして採択を受け、事業を実施した。ポニポニは、法人化前であったため、初期理事メンバーが代表を務める団体によるコンソーシアで事業を実施した。具体的には、企業の新規事業開発・サービス開発担当者向けに大牟田リビングラボを舞台にしたプログラムとして、参加者がマインドセット転換をし、自ら持ち込んだ企画をリフレームする機会から構成される6日間のプログラムとして実施した。リビングラボのコーディネータが一方的に方法や解決案を教えるのではなく、参加者・コーディネーターそれぞれが組織的な役割から離れてフラットなチームメンバーとなり、思い込みから離れ、人の奥にあるニーズを大切に考えるプロセスを重視した。参加者からは、「自分たちだけでは、ここ(ブラッシュアップされた企画)まで絶対に行きつけなかった」「本人にとって本当に必要なサービスを目指しながらも、簡単にサービス提供者側の都合が入り込んでしまうことに、気づかされた」「この 2 時間(ケース検討)でさえ、自分たちの初期仮説のどこに問題があるかクリアになった。通常のやり方だと、仮説の問題点に気づくまで、もっとコストをかけることになっただろう」などのフィードバックを得ることができた。

未来の教室 ~learning innovation~

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